生物細胞を死滅させる薬品は有毒物質です。その有毒性で。細胞を死に至らしめるのですから、消毒すると、その毒物に触れた細胞は無差別に死亡します。

殺菌薬

毒物に対する認識を正しい方向に

「マゴットセラピー」と言う傷口の治療法があります。
これは「ウジ」に壊疽した不要細胞を食べさせ、生きている正常細胞を温存する方法です。
この方法では、正常細胞を殺すことはありません。
しかし、薬物による消毒と称する殺菌は、不要細胞を選択的に消滅させることはできません。

私は、毒物を積極的に取り込んだ方がいい。と言うような愚かしい話をしたいのではなく、毒物に対する認識を、極々僅か、幾分か、正しい方向に持っていきたいと臨んでいるのです。

消毒人類が作ってしまった「猛毒」のダイオキシンですが、これを語る書物のほとんどすべてが「猛毒」としています。
くどいですが、ダイオキシンを「毒ではない」とは言いません。
「毒」です。ただし、「猛毒」について迷信的認識がまかり通っていて、さらに、そのことを煽る書物、風潮があります。
ここは、疑問を持たねばなりません。
なぜなら、ナチス・ドイツも人体実験を行っていないので、致死量を示すデータが存在しないのです。しかも、科学的考察を経た「推測」でも「仮説」でもありません。でたらめです。
証拠に「致死量」で死亡した人物は一人も存在しません。「致死量を超えたであろう過剰な量」での事故死亡例は存在します。それだけしかないのです。

それは当たり前で、前に触れた通り、「人体実験」で死に至らしめることが不可能だから、その致死量自体が不明なのです。

ダイオキシンとはある決まった分子物質のことではありません。ある物質の括りを言っているだけです。
各種ダイオキシンの動物実験データは存在します。ラットとモルモットで測定されています。ところが、ここで得られた科学的データが問題です。
それは、体重比からの致死量がラットとモルモットでは1000から10000倍の違いがあるのです。
ラットもモルモットも齧歯類です。それなのに、十進数4桁、5桁の違いがあるのですから、このデータをもってして、人体との体重比から致死量も推測することに科学的意味ががあるでしょうか。
では、人もっと近い「霊長類」で実験すれば、近いと言える結論が得られるかもしれない。と考えることも自然です。ところが、そんな実験が現代で許されるはずがありません。動物保護団体から強烈なるブーイングがるのは当たり前で、この私ですら反対します。

つまり、現代において、毒物の効果を確かめる実験自体が不可能なのです。そして、その流れは強化があるものの、緩和は未来においてもないでしょう。