昔からある省エネの議論なんですが、サマータイムシステムの導入がまたぞろ政府で検討され始めています。サマータイムシステムというのは、夏と冬で時間を1時間ずつずらして日照時間を有効利用すると言う仕組みですね。だから英語ではデイライト・セービングと呼ばれています。
これは既に緯度が高く、夏の日照時間が長い欧米各国では常識になっており、米国では開始日が3月の第2日曜日であり、終了日は11月の第1日曜日となっています。元来は欧州で始まった制度だそうです。日本でも米国の占領下にあった戦後の一時期サマータイムシステムは実施されました。
さてサマータイムシステムの導入は、70年代の石油ショック以降、わが国でも度々論議されてきました。例えば郵政民営化に反対して自由民主党を除名された平沼越夫議員らが昔から熱心でした。平沼赳夫氏が会長となって、衆参両院超党派の100名を超える国会議員が参加し、2004年8月に「サマータイム制度推進議員連盟」を設立しています。
でも結局、実現しませんでした。
しかしここにきて地球温暖化対策に熱心な福田康夫内閣は地球温暖化対策を重視しており、洞爺湖サミット等でも積極的に推進を提言する方向です。
確かに日照時間を有効利用すれば、省エネ=低炭素社会の実現に繋がるわけですね。
自民党も2008年5月13日、自民党地球温暖化対策推進本部を立ち上げました。そしてサマータイム法制化への動きを開始しています。目標は2009年夏からの制度導入のようです。議員立法が考えられていますが、サマータイム法と言うんだそうですね。内容案を見てみると「三月の最後の日曜日が一日を23時間とし、10月の最後の日曜日を一日25時間とする」と書いてあります。
さあどうなるでしょうか?

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